肥前吉田焼の窯元、寿千窯さんの金彩古染三つ丸皿のご紹介です。
副千製陶所は肥前吉田焼のうつわ作りを手掛ける窯元です。佐賀・長崎にまたがる地域「肥前」は現在も多くの窯元が残る陶磁器の産地です。有田焼と同様400年の歴史をもつ肥前吉田の陶磁器事業は1800年代に食器などの生活雑器を中心に繁栄しました。
副千製陶所は飽きの来ないシンプルなデザインと使いやすさに定評のある窯元です。代表的な水玉シリーズはライフスタイルの変化に合わせて少しづつ改良が加えられ長年に渡り多くのファンに愛されてきています。
このうつわは、有田焼では一般的な天草陶石を使用した磁器です。透き通るような白に強度を兼ね備えた特徴があります。
丸い陶板を3枚重ねて手作りされた形は、縁のわずかな揺らぎもあり全体に柔らかな雰囲気を醸し出しています。また裏側はかわいい三つ足仕上げとなっています。
白い部分は透明感のある白磁そのものの色を使い、青い部分は単調な青ではなく深みのある藍色の古染付を用い、熟練の濃み(だみ)による濃淡が秀逸、金彩部分は落ち着いた上絵具による上質感が際立ちます。この3色の組み合わせによる美しいコントラストとデザイン性は見事としか言いようがありません 。
重なりも美しく、優れた色彩感覚と個性的な形が生む存在感が、香の物や薬味、ちょっとしたお菓子を乗せるだけで素敵な演出をしてくれること請け合いです。
- サイズ
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約10.5cm×約10.5cm×高さ 約2.5cm
- 重量
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約120g
- 材質
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磁器
- 器肌感
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とてもなめらか
- ご注意
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※食洗器、乾燥機 可。 ※直火・オーブン 不可。 ※電子レンジ 不可。
※当サイトで扱う和食器は、作家が手作業でひとつひとつ作り上げたものです。使用する土や釉薬、焼成時の炎のかげん等により、毎窯ごとにうつわが表情や色を変えてしまいます。
ウェブサイトでは、それぞれのパソコン環境においても、うつわの色・雰囲気に差異が生じてしまいます。
画像のうつわは、あくまでもサンプルですので、まったく同じ物をお届けすることはできません。うつわのサイズや重さも平均値です。手作業ゆえ、どうしても多少誤差が生じてしまいます。あらかじめご了承ください。