福岡で作陶される陶芸作家、木山拓さんの斑唐津5.5寸反り鉢です。
木山さんは大学を卒業後、陶芸家・梶原茂正氏に師事。2013年地元福岡県春日市に築窯、割烹食器を中心に作製されています。
なかでも釉薬のひび割れを装飾効果と称揚する氷裂青瓷は彼の代表作。その凛としたフォルムと美しい発色は、唯一無二の作品と言えるでしょう。今後のご活躍が期待される若手陶芸家の一人です。
木山さんといえば青瓷の作品が人気ですが、この斑唐津の一連の作品も好評を得ております。さわやかなやや青みを帯びた白い釉薬がとても美しい和食器です。
このうつわは、一つ一つ手ロクロで作製され、薄作りによる軽量感とわずかに残るロクロ目など手作り感に満ちています。
斑唐津釉は、藁灰を主成分にしたもので、白く乳濁しこの独特な白色を生じます。高温焼成により流れる性質を持ち、それがロクロ目の部分に溜まるなど変化に富む表情を見せます。また高台部分は無釉仕上げで、裏側の柄杓掛けによる不均一な施釉も見所の一つ。
ちょうど使い勝手の良いサイズ感、そして上質な光沢感と優しい雰囲気の白が、どんなお料理も品良く受けとめてくれそうです。
- サイズ
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径 約16cm×高さ 約4.5cm
- 重量
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約230g
- 材質
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陶器
- 器肌感
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なめらか
- ご注意
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※食洗器、乾燥機 可。 ※直火・オーブン 不可。 ※電子レンジ 温め程度 可。
※当サイトで扱う和食器は、作家が手作業でひとつひとつ作り上げたものです。使用する土や釉薬、焼成時の炎のかげん等により、毎窯ごとにうつわが表情や色を変えてしまいます。
ウェブサイトでは、それぞれのパソコン環境においても、うつわの色・雰囲気に差異が生じてしまいます。
画像のうつわは、あくまでもサンプルですので、まったく同じ物をお届けすることはできません。うつわのサイズや重さも平均値です。手作業ゆえ、どうしても多少誤差が生じてしまいます。あらかじめご了承ください。
